2018.3.20 歯ぎしり・食いしばりについて
こんにちは!
例年より早い桜の開花宣言もあり、
お出かけしたくなる季節になりましたね♪
今日は、意外と知られていない「歯ぎしり・食いしばり」についてお話します。
□集中しているとき、緊張しているときなど気が付くと噛みしめている
□歯を食いしばる仕事をしている
□歯ぎしりしていると、家族に指摘されることがよくある
□朝、起きた時に口の周りや顎にこわばりがある
□むし歯でもないのに歯がしみたり、歯の付け根がえぐれている
□歯がひどくすり減っている
□詰め物や被せがよくはずれる
□歯ぐきに硬く隆起しているところがある
□頬の内側に白い線がある、または舌の側面に歯の圧痕がついている
□ストレスがたまっている
上記の項目で3つ以上当てはまる方は、
「歯ぎしり・食いしばり」がある可能性があります。
さて、歯ぎしり食いしばりは歯に悪影響を及ぼすのでしょうか??
「歯ぎしり食いしばり」は無意識に行われているため、
ほとんどの方は自分がしているという自覚がありません。
歯ぎしりしていることを家族に指摘された方はともかく、
食いしばりのように音もしないものについては周囲はもちろん、
本人もまったく気が付いていないことが多いです。
基本的に上下の歯は食事しているときや唾液を飲み込むとき以外は軽く離れていて、
噛み合うことはありません。1日の中で上下の歯がグッと噛んでいる時間は意外に少なく、
3度の食事を合わせても15分程度にすぎません。
ところが「歯ぎしり・くいしばり」のある人は、仕事中、勉強中、就寝中など、
生活のさまざまな場面で長時間くいしばったり、ギシギシと軋ませています。
これでは歯がすり減ったり、欠けたり、グラグラしたり、
顎の関節にトラブルが起こる顎関節症の原因になってしまいます。
「歯ぎしり・くいしばり」は歯の健康を損なう大変なトラブルメーカーですので、
歯科医院で専用のマウスピースを作ってもらうなどの対策が必要です。