2018.11.29 お口もエイジングケア!
寒い日が続き、乾燥が気になる季節になりましたね。
肌や髪をケアするようにお口もエイジングケアが必要です。
実は、歯ぐきの構造は肌とよく似ていて、内側はコラーゲンで満たされた結合組織、外側はターンオーバーが盛んな上皮組織です。そのため、肌と同じように加齢による影響を受けやすい箇所です。歯ぐきの細胞の活性が低下したり、免疫力が低下したりすると歯ぐきがやせ、細菌などへの抵抗力がおとろえるので歯周病のリスクが増大します。
歯周病を予防するには、健康で抵抗力の高い歯ぐきを維持することが不可欠です。お口のエイジングケアに力を発揮するものの一つが唾液です。消化を助け、口の中を清潔にする働きがある唾液は、虫歯や歯周病の予防、老化防止などにも役立つと言われています。また、侵入してきた細菌を殺したり増殖を抑えたりする効果もあります。
唾液は「噛む」という刺激が脳に伝わることで分泌されます。そのため、加齢などで噛む力が弱まると唾液が出にくくなります。唾液をたくさん出す秘訣は、「よく噛む」ことです。また唾液腺がある耳下腺、顎下腺、舌下腺をマッサージするのも効果的です。
適切なエイジングケアを習慣にして魅力的な口元を保ちましょう。