2020.1.7 8020運動について
新年あけましておめでとうございます。
今年もきらら歯科をどうぞよろしくお願いいたします。
さて、皆様は8020運動という言葉をご存知ですか?
平成元年に厚生労働省と日本歯科医師会が中心となって進めてきた「80歳になっても20本以上の歯を保とう」という運動です。厚生労働省をはじめ、日本歯科医師会や各地域の歯科医師、歯科衛生士が広く啓発をし続けた結果、8020運動が始まった当初は、達成率がたった7%程度でしたが、平成28年には達成率が51%になりました。80歳以上の2人に1人は、20本以上の歯をキープできているのです。
食べることは、生きること。食事を楽しむことで、毎日の暮らしが豊かになります。親知らずを除く28本の歯のうち、20本以上の歯があれば、ほとんどの食べ物を噛みくだいて、おいしく食べられると考えられています。
他にも、しっかり噛むことで、肥満の防止になったり、脳が元気になったりします。また、しっかり噛むことで唾液が分泌され、口臭の発生を減少させたり、胃腸をすっきりさせたりがんの予防にもつながります。
歯を失う最も多い原因は、歯周病。歯を支えるハグキや骨が壊されていく病気です。歯を守るためには、毎日のセルフケアが大切です。また、自分ではできない歯垢や歯石の除去など、歯科医師・歯科衛生士による定期的なケアでしっかりとメンテナンスをしましょう。
いつまでも楽しく、健やかな暮らしを続けるために、歯とお口のケア、しっかりと続けてくださいね。