2022.9.2 フッ素の働き
暑い夏が終わろうとしていますが、今年最大級の台風が近づいてきています。
みなさん、気をつけてお過ごしください。
今回はフッ素についてご紹介します。
フッ素(フッ化物)には、「歯質を強化する」「歯から溶け出したミネラルの取り込み(再石灰化)を促進する」「むし歯の原因菌(ミュータンス菌)の活動を抑える」という3つの働きが知られています。こうしたフッ素の働きには、フッ素を口の中に残すことが肝心です。
年に2回~4回程度かかりつけの歯科医院などでフッ素塗布を受け、普段はフッ素が配合された歯みがき粉を使うなど、「プロフェッショナルケアのフッ素」と「セルフケアのフッ素」の併用が効果的です。
特に、だ液の分泌が減少して原因菌が増殖しやすい寝ている間こそフッ素の働きが重要です。
おやすみ前にフッ素配合の歯みがき粉を使い、すすぐ回数や水量を少なくすると、フッ素が口の中に残りやすくなります。
みなさんも実践されてみてくださいね。