2023.8.3 自分に合ったお口のケア
本格的に暑くなってきましたね。
連日、熱中症に関するニュースが報道されています。
こまめな水分補給、程よく塩分をとる、しっかり睡眠を取るなどして
暑さに負けない体づくりをしていきましょう。
今回は自分にあったお口のケアについてお話します。
中高年の歯のトラブルは、根元に起こるのが特徴的です。
加齢に伴って、歯ぐきが下がり唾液の量も減るため、歯の根元のむし歯が多くなります。
基本は毎日のセルフケアで、フッ素入りのハミガキ剤を積極的に使ってむし歯を防いでください。
歯の並びや唾液の量などは年とともに変化するため、ケアの仕方もお口の状況に合わせて変わります。
自分に合った方法や道具が分からないときは、歯科を受診して相談しましょう。
手の握る力が弱まって、歯ブラシを細かく動かすことが難しいときには
柄が太く、ヘッドが大きく、毛束の多い歯ブラシを使うとよいでしょう。
歯を失ってしまった場合、健康のためには、入れ歯(義歯)を使うことをおすすめします。
入れ歯を使うことで消化器官への負担などがなくなり、口も含めた全身の健康維持に役立つからです。
入れ歯を使う場合、支えの歯や入れ歯と接する歯は汚れがたまりやすいので、
歯ブラシを横から入れてていねいにみがきましょう。
入れ歯も使えば汚れがつきます。しっかり洗わないと歯石がついたり入れ歯の内部に雑菌が増えて口臭や虫歯の原因になりますので毎日のお手入れが重要です。お口のケアとともに忘れずに行いましょう。
歯科では、お口の健康状態を確認して、セルフケアのアドバイスをしてくれます。
歯のプロと二人三脚で、お口の健康をキープしましょう。