歯のホワイトニングは歯の表面に専用のジェルを塗り、化学的に白くする簡単な方法です。歯に付着したお茶・コーヒーなどに含まれる色素やタバコのヤニを落とします。また、加齢などによる黄ばみや、くすみも白くすることができます。
歯科医院でその日のうちにホワイトニング効果を得る「オフィスホワイトニング」と、ご自宅でマウストレーにホワイトニングジェルを塗布して決められた時間、継続的に装着することによってホワイトニング効果を得る「ホームホワイトニング」の2種類があります。
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オフィスホワイトニングは歯科医院で行うホワイトニングです。薬剤を直接歯牙に塗り、光を当てホワイトニングを促進させます。
まず歯の表面のクリーニングを行い、ホワイトニング剤の塗布、照射を3回行います。
通院は1回のみで、施術時間は約90分~120分です。(なお、事前に歯の状態の確認やカウンセリングなどが必要になりますので、当院に初めて来院された日にオフィスホワイトニングの施術を行うことはいたしかねます)
当院のオフィスホワイトニングは新技術「可視光応答型光触媒V-CAT」の応用により、高いホワイトニング効果と低刺激性を両立させた新しいオフィスホワイトニング材を使用しております。
ティオンオフィスは新技術「可視光応答型光触媒V-CAT(R)(TiO2-xNx)」を応用したホワイトニング剤です。
過酸化水素濃度は約23%と比較的低濃度でありながら、高いホワイトニング効果を実現し、ホワイトニング効果と低刺激性を両立させた新しいオフィスホワイトニングが可能です。
リアクターに含まれる可視光応答型光触媒V-CATは、光照射されると電子を放出し、過酸化水素と反応します。このことにより、ヒドロキシラジカルがより多く発生し、着色物質を効率よく分解します。このため、ティオン オフィスの過酸化水素濃度は約23%と比較的低濃度でありながら、高いホワイトニング効果を実現しました。
ホワイトニングジェルのpH値は約6で、エナメル質を脱灰しにくく、自然な透明感のある白さが得られます。
ティオンオフィスに採用している可視光応答型光触媒(V-CAT)は、二酸化チタンの酸素の一部が窒素に置換されることによって、紫外線域の光だけではなく可視光線域の光にも充分に反応し、歯科用照射器を用いたホワイトニングへの応用が可能となりました。
ティオン オフィスは過酸化水素を安全に歯面に作用させるための工夫がなされています。歯肉保護レジンはホワイトニングジェルの歯肉への付着を防ぎます。また、ホワイトニングジェルはシリンジAとシリンジBを接合してジェルを混合し、直接ディスポーザブルファイバー付きチップから塗布できるため、安全にお使いいただけます。
ホワイトニング専用の最新の光照射器です。
複数の歯をまとめて効率よく照射する(漂白する)ことが可能なので、短時間でホワイトニングを行うことができます。
また光源にはLEDを使用しているため、発熱が少なく患者様にやさしいホワイトニングが可能です。
ホームホワイトニングは、ホワイトニングジェルを塗布し化学的に歯を白くする簡単な方法です。
最初に歯科医院で歯列にあったマウストレーを作製し、歯の表面のクリーニングを行います。
あとはご自宅でマウストレーにホワイトニングジェルを塗布して、決まった時間(2時間程度)、継続的(2週間程度)に装着することでホワイトニング効果が得られます。
ティオンホームのホームホワイトニング材は、ジェル状のホームホワイトニング材で、マウストレーへの注入時にはタレにくく、装着時には歯面へムラなく均一に広がる適度な流動性を持ち、患者様自身が確認しやすい白色ジェルです。
また、トレーシートは柔軟性と耐衝撃性に優れた材質を採用。患者様の違和感が少ないソフトな装着感のマウストレーが製作でき、長時間のホワイトニングも快適に行えます。
適度な粘性でマウストレーにしっかり注入できます。トレー全体に広がる流動性がありますが、トレーから垂れることはほとんどございません。
ジェルが不透明性の識別しやすい白色に着色されていますので、マウストレーからあふれ出た場合でも、ジェルを患者様自身が確認しやすくなっております。またジェルが歯面に均一に広がっている様子も確認することができます。
マウストレー用シートの材質に、スポーツ用マウスガードでも使われるスチレン・イソプレンブロック共重合体を採用。高い再現性で製作でき、柔軟性がありソフトな装着感で、違和感が少なく長時間のホワイトニングも快適に行えます。また、耐衝撃性に優れているため、マウストレーの破損を防ぐことができます。