光感受性ジェルが細菌の細胞壁や膜に取り込まれる。
特定の波長の光が照射されると、光感受性ジェルがエネルギーを受け取り「活性酸素」を大量に発生する。
「活性酸素」が細菌の細胞壁や膜だけを破壊し、殺菌する。
通常の治療の上にLAD(光殺菌)治療を行うと、 「とどめの一撃」としての殺菌効果が期待されます。これまでの治療方法では除去し切れない細菌を死滅させ、個人差はありますが感染の再発防止に大きく貢献します。
加えて、LAD(光殺菌)治療は予防にも有効です。歯周病やインプラントの定期健診、矯正治療中のメンテナンスの際に予防的治療としてLAD(光殺菌)治療が効果を示します。
歯周病定期健診
インプラント定期健診
矯正治療中
殺菌効果は目に見えません。そこで簡単な実験を行いました。唾液を薄め、滅菌棒で繁殖培地に擦り付け培養すると、たくさんの細菌の群れ(コロニー)が発生しました。(左側)一方、同じ唾液に光感受性ジェルを注入し、光殺菌した後に培養すると、細菌群はほとんど見られませんでした。(右側)
重度歯周病(歯槽膿漏)
LAD(光殺菌)照射(60秒間)
1ヶ月、症状緩和