2019.6.3 大人の歯を守る食習慣
梅雨の時期になり、暑い日もありますが体調は崩されてないですか?
さて今回は大人ならではの虫歯のリスクについてお話します。
年齢を重ねても自分の歯で食事を楽しめる人が増える一方で虫歯に悩む大人も増え続けています。中でも多く見られるのが、「根面う蝕」といって歯ぐきが下がり露出した歯の根元部分にできる虫歯です。
露出した部分は象牙質で酸への抵抗力が弱いため、虫歯になりやすいです。
間食が多い・甘いものを頻繁に摂る・毎日晩酌が欠かせないという人は歯が酸にさらされる時間が長くなり、虫歯になりやすいです。
大切な歯を虫歯から守るために5つの食習慣があります。
①間食のタイミングを見直す!
食事や間食をするたびに、本来中性の口内は酸性に傾き、その時間が長く続くと虫歯になってしまうので間食をする際は時間を決めてだらだら食べるないよう気を付けましょう。
②お酒のだらだら飲みに注意!
長時間に及ぶ晩酌も虫歯の原因になります。アルコール類を飲むときは一緒に水を飲むようにすると酸性に傾いた口内が中和されます。
③酸度が高い飲み物は要注意!
清涼飲料水やスポーツ飲料やお酢が入った健康飲料は酸性度が高く、歯に大きなダメージを与えてしまうリスクがあるので注意が必要です。
④「しっかり噛む」で唾液を増やす!
唾液には口内の汚れを洗い流すとともに歯の石灰化を促す働きがあります。唾液をたくさん出すために食事の際はしっかり噛んで食べるようにしましょう。
⑤バランスの良い食事を心がける!
良質なたんぱく質や歯の再石灰化に必要なカルシウムやリン、これらがうまく働くためのビタミン類など、歯に必要な栄養素をバランスよく摂取できる食生活を心がけましょう。
食習慣を心がけてお口の健康を保ちましょう!