患者様より、よく寄せられる質問になります。参考にしてください。
歯を抜きたくないというのは多くの患者様の願いです。ですから、できうる限り歯を残す方針で治療計画を立てます。しかし、研究結果に基づく知識や経験から残すことが不可能な場合、残したとしても不快な症状を繰り返すことが予想される場合、無理に残してしまい後々の治療を極めて困難にするような場合には、十分に説明いたします。また応急処置や内服薬の投与などで、時間をおいて、納得していただいてから治療を進めますので、ご安心ください。
基本的には妊娠中でも治療はできます(一部の治療を除く)が、つわりがおさまる4~5ヶ月以降から、ご出産予定日の1ヶ月前ぐらいまでが望ましいでしょう。ただし体調などにもよりますので、ご不安であればまずはかかりつけの産婦人科の先生に相談をしていただくことをおすすめします。
・麻酔…歯科で使用される局所麻酔は心配ないことが報告されています。
・飲み薬…抗生物質は飲んではいけないものも一部ありますが、歯科で処方されるセフェム系であればほとんど問題はないとされています。一方、痛み止めは確実に安全といえるものはありません。どうしても必要な時はきらら歯科ではカロナールを処方しています。しかしカロナールは効き目が弱く、人によってはほとんど効かないこともございます。
・レントゲン撮影…鉛入りの防護エプロンを着用して腹部を遮蔽し、X線を腹部に照射しないこと(X線は直線的に照射されるので直接腹部に当たることはありません)から胎児への被曝量はほとんどゼロとなります。なお、きらら歯科ではデジタルレントゲンを使用しているので放射線の量が通常の十分の一の程度で済みます。
妊娠中の歯科治療は不安な点も多いと思います。しかし重症の虫歯などを放置するリスクもあります。実際は各患者様の歯の状態、全身状態などから判断しますのでしっかりご相談させていただきます。
血圧が高くなったり、脈拍が速くなったり、歯科治療には想像以上のストレスがかかるものです。ご自身が治療を受けている病気をみくびらないで、飲んでいるお薬、通われている病院などをお知らせください。安全な歯科治療のために医科との連携が必要なことをご了承ください。
長期間の出張、ご結婚などで治療期間が限定される場合には、お早めにお申し出ください。最終治療に至れない場合もありえますが、ご希望に沿えるよう努力いたします。
おおよそのことは理解できたとしても、言葉だけでは推し量れない様々な症状、病態がありますし、診療時間中ともなると時間の制約があり、十分な説明をできない場合もございます。まずはお気軽にお問い合わせください。こちらからお電話にて、ご連絡をさせていただきます。
虫歯の場合でも、その場所、大きさ、使用する材料、治療法によって治療費は異なってしまいます。また皆様のご希望により治療計画も変わりますので、一概に申し上げられないことをお許しください。実際にお口の中を診査し、計画を立てた上で、治療法の選択枝ならびにご希望であれば治療費の見積もりを提示させていただきます。
健康保険証をご持参いただければ結構です。医療に関わるその他の証明書がある場合には、持ってきていただき、その取り扱いについて確認し、対応いたします。
歯科治療の多くは、時間を要する治療がほとんどです。患者様の待ち時間あるいは治療時間を軽減するために、きらら歯科でも基本的に予約制としております。ただし、急患の方は随時受付をしており、お待ちいただくようになりますが、当日診察させていただきます。少し前でも構いませんから、ご一報くださるとありがたく存じます。
日・祝日の場合は、以下の休日診療所を受診していただきますようお願いいたします。
【東広島市休日診療所】場所:東広島保険センター内 1階【東広島西条町土与丸1113番地】電話:TEL(082)-422-5400診察日:日・祝日、年末年始(12/31~1/3)診察時間:午前9時~午後1時